野良猫のいるところ

初めての一人暮らしが海外だった女子のほぼ日

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5年後の自分。

35歳の自分。

ねぇ、好きなことやっているかい??

 

 

今私はシンガポールという東京23区と同じ大きさの国にいる。

住んで2年半。

ここで飲食業に従事して約2年と3カ月。

 

節目というわけではないが、この時期に外傷が全くないので人に説明しずらい鬱にかかった。これも困ったもので、日によって外に出てみようかと思ったり、調子が悪いとベッドから降りることも難しくなり気づいたら寝たのは3am起きたのは次の日の9pmなんてことも多々ある。

 

しかし、無職の自分。

この国にいる資格を持たぬ(労働ビザや学生ビザを取得していない場合)自分は国籍によって変わるが、滞在できるのは30日間。

 

だが、30になる私もいっぱしに野良猫氏というパートナーがいる。

この雄猫はシンガポールで働いて6年目の立派な労働猫だ。

私は気づかぬうちに鬱になりそのまま再就職をし、病気発覚後に自分の暴走に舵取りが出来なくなってしまい、相談なしに会社へ辞表を出した。そのため、最近の氏の毛並みは逆立ちとシナシナ状態を繰り返している。

 

さぁ、ここで何故 Lettersと題してBlogを書き始めたのかというと。

運良くも私は日本だけでなくシンガポールでも多くの飲食に従事する人たちを見てきた。
当時は同い年ぐらいの子もたくさんおり切磋琢磨しながらやっていた。
しかし仲間たちは、海外での飲食業の過酷さに今や殆どが帰国してしまい、そして飲食業自体を辞めてしまった。

 

自分も半分そのような状態になりかけの今だからこそわかることがある。
この業界で働いたからこそ出会えた人たち、お客様との繋がりで店があること。
店を「続ける」ということの大変さ。

 

それを知った自分。そのままで忘れて他の仕事に就くべきか。。。。

 

いや、違う!!

 

今まで見てきた事、人、繋がりを他の人たちにも伝えていこう。
そう思いBlogを開始したのだ。
何よりも5年後の自分がまだこの業界を好きでいて、違う形で繋がっていられるように。

 

letters=手紙

 

この手紙は五年後の自分への手紙

35歳の私が笑って仕事をしているように


とは言いつつも、まだまだ始めたばかり。

試行錯誤ながらも続けていきますので、
よろしくお願いいたします。

 

 

letters#1

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病名:鬱

鬱になりました。
病院に行きこの病名を正式に聞くまでに、確かに今思い起こせば予兆があったのですが、改めてお医者様に言われると涙がポロポロ。

 

前職を退職後、全く外に出ることができなかったり、人に会う、電話をする、メッセージを送る事を躊躇したり、怖く思ったり(親でも)。

 

お医者様によると鬱とは脳の病気
脳内のセロトニンノルアドレナリンが減少しホルモン分泌のバランスを崩す、ひどい人は血流が悪くなって脳みそが萎縮するとか。

 

↑ここまでではないとは思うのですが、電車に乗る事が怖かったり、人と話す時に過度に緊張して気分が悪くなったり目眩を起こすなど。

基本的に人と一緒でないと電車に乗れない状況。しかし、診察中『まさか自分がなるなんて』と何度も脳裏に雑誌の表紙のような言葉が浮かんできたのでした。

 

そんななので、せっかく再就職した仕事も辞めて療養することに。

しかし、ここは海外。

労働ビザは会社から出ているので退職するとこの国にはいられないのが現実で、悔しさと悲しさで頭がいっぱいになったのです。

 

原因については、専門のカウンセラーさんがいるのでカウンセリングをしながら探っていくことになりました。

 

実は、私もこういう専門科にお世話になるまで知らなかったのですが、海外では心療内科やカウンセリングは大人気。予約も二週間待ちと大盛況なのです。皆んな苦労してるんだな!

 

カウンセリング中に聞いたお話がまた興味深い。その話はまた今度!